外壁を触ると手に白っぽい粉が付く事をチョーキング現象といいます。
よくお客様から「外壁に触れた時に手に白いのがつくのだけど、大丈夫なの？」とご相談に出るのが塗膜のチョーキング(白亜化)現象といいます。塗膜の劣化により防水の効果がなくなり、油分が無くなった状態の事を言います。お肌で言えば、肌が荒れてカサカサになった状態に似ているかもしれません。自分も乾燥した季節によく起こります。外壁の場合は塗料の耐候性や太陽からの紫外線がよく当たる面が劣化しやすいです。
防水の効果が無くなるという事はお客様が雨漏りすることに心配だと思いますがチョーキング現象だけでは雨漏りする可能性は少ないです。緊急ではないので安心してください。しかし、お肌と一緒なので何年もメンテナンスをせず放置していると外壁材は傷んでいきますのでチョーキング現象(手に白いのが…)「そろそろ塗装時期が近付いてきたなぁ」と心の準備をしておくことをおススメいたします。
外壁塗装のタイミングは？
一般住宅では、5～15年前後で塗替えのタイミングを迎えます。
腐食が進めば進むほどリフォーム費用は余計に掛かることがありますので、屋根・外壁塗装は塗膜の持つ機能が低下したのを確認できた時点がおおよその目安になります。
また、塗料の種類により、耐用年数が異なります。一般的には、アクリル塗装は3～8年、ウレタン塗料は5～10年、シリコン塗料は8～15年、ラジカル制御型塗料は12～15年、フッ素塗料は12～20年、無機塗料は15～25年と言われています。訪問販売の営業が頻繁にきましたら塗装工事のタイミングとも言えます。
外壁塗装工事は事前に知っておくべきことがいくつかありますので、また、直接おたずねくださっても構いませんのでお気軽にご来店、ご連絡いただければ対応いたしますのでよろしくお願いいたします。
