外壁・屋根の訪問営業マンが来だしたら、塗替え時期です!
築10年を超えると外壁塗装・屋根工事の営業マンが「外壁、屋根が傷んできてますよ!そろそろ工事をしなければ雨漏りして家が大変なことになりますよ。」と訪れてきます。そのように、訪問営業マンが来だしたら、「塗装する時期が来たんだなぁ」と、思って頂いていいと思います。
注意!悪徳業者の可能性は大きい
訪問販売でやってくる施工会社は、すべて悪徳業者とは限りません。なかには、よい施工会社もいるでしょう。しかし、多くは悪徳業者と考えられます。
リフォーム業界では、外壁塗装は手を抜きやすい工事と言われています。仕上げの塗装さえキレイに行ってしまえば、見た目から手抜きだと判断しにくいためです。悪徳業者は、本来行うべき下塗りや中塗りを行わず、下請け業者に安い費用で工事をさせ儲けようとします。
ですから、外壁塗装の訪問販売をする施工会社には悪徳業者が多いと言われるのです。
悪徳業者に依頼した人の末路
- 例1 実は高い工事費を払っていた。
- 例2 工事途中で業者がいなくなっていた。
- 例3 工事完了後に高額な追加費用を請求された。
こんな営業トークには要注意!
次のような営業トークをしてくる施工会社だった場合は、迷わず帰ってもらいましょう。悪徳業者だと考えられます。
- 「早く工事しないと雨漏りしますよ!」
- 「今なら足場代無料にしますよ!」
- 「先支払いなら特別にお安くしますよ!」
- 「屋根が破損しているそうです。検査のため上がらせてください」
「早く工事しないと雨漏りしますよ!」
不安を煽ることで、すぐに契約させようとしています。「キャンペーン中のため無料で点検します」「近くで工事をしてまして」といった営業トークと合わせて使ってきます。
「足場代を無料にしますよ!」
お得に感じさせて契約させる時に使います。「お隣の工事が終わるタイミングで足場架けさせていただけたら足場代をサービスさせていただきます!」と言って足場解体費でしっかりお金を取る。
「先支払いなら特別にお安くしますよ!」
施工費用は先に支払わないでください。一般的に施工費用は施工後、または施工前に半額、施工後に残りの半額という形で支払うことが多いです。施工費用を払ったのに、施工日に職人が来ない、施工中にいなくなるという事が起こり得ます。
「屋根が破損しているようです。検査のため上がらせてください」
悪質な業者は家の破損に気づいてアドバイスに来た、という素振りで訪問することがあります。言葉巧みに屋根の検査をする流れに話を持っていき、屋根をわざと破損させたりとして受注させようとするのです。訪問してきた施工会社には、そもそも屋根に上がらせないようにしましょう。
もし契約してしまったらクーリング・オフが可能
もし悪徳業者と契約してしまっても、訪問販売の外壁塗装では契約書を受け取ってから8日以内であればクーリング・オフによる契約破棄が可能です。
クーリング・オフは電話での勧誘販売、訪問販売などで契約してしまったときに限って、無条件で契約を破棄できる制度です。もし代金を支払ってしまっていても、全額返金されます。キャンセル料や手数料なども発生しないため、そういった費用を請求されても無視しましょう。
また、クーリング・オフをされないように妨害された場合は、クーリング・オフの期間が延長されます。契約から8日以上経つように連絡を絶ったり、返答に時間をかけたりされても大丈夫です。
悪徳業者なのでクーリング・オフを渋るかもしれませんが、クーリング・オフは国が定めている制度です。大変な部分もありますが、契約を解除したいという意思をはっきり伝えましょう。